米ミネソタの黒人射殺事件 デモ参加者と警察の衝突続く

© REUTERS / Nick Pfosi米ミネソタの黒人射殺事件 デモ参加者と警察の衝突続く
米ミネソタの黒人射殺事件 デモ参加者と警察の衝突続く - Sputnik 日本, 1920, 13.04.2021
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米ミネソタ州ブルックリンセンター市で黒人男性ダンテ・ライトさんが警官に射殺された件で、同市では夜間外出禁止令にもかかわらず治安当局と抗議デモ参加者との衝突が続き、2日目を迎えている。ミネソタ州兵数百人が動員され秩序の確保に対応。動員数は今後増えると予想されている。CBSテレビが報じた。

治安当局はデモ参加者を散らそうと催涙ガスやスタングレネード(閃光発音筒)を使用。デモ参加者の多くは現地警察の建物を取り囲み、射殺した警官の刑事責任を要求している。

12日の暴動参加者は警官にガラス瓶やレンガ、砲弾を投げつけ、レーザーも使用しているという。

米ミネソタの黒人射殺事件

ブルックリンセンターのマイク・エリオット市長はこれより前、黒人男性射殺への抗議デモを受け、夜間外出禁止令を発出した。ミネソタ警察によると、11日に警察が交通違反の車を停止させたところ、運転手の黒人男性ライトさんに逮捕状が出ていることが判明。ライトさんが逃げようとしたため警官が発砲した。警官は26年の経歴を持ち、テーザー銃を使おうとしたが誤って銃を発砲したという。ライトさんの死により抗議デモが始まった。

昨年5月にミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)が警官の手により死亡した事件と比較する人も多い。殺害の罪に問われている元警官の裁判によりミネアポリスの状況は深刻化している。

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