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ロシアの元少将、チェルノブイリにおけるKGBの活動について語る

KGB - Sputnik 日本, 1920, 26.04.2021
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ソ連時代の国家保安委員会(KGB)の流れをくむロシア連邦保安庁(FSB)のアナトリー・トカチュク元少将が、チェルノブイリ原子力発電所の事故処理におけるKGBの活動について語った。トカチュク氏は、チェルノブイリでのKGB将校たちの行動について、大祖国戦争中のスターリングラード攻防戦における防諜員たちの活動と同一視することができるとの考えを示した。チェルノブイリ原発の事故処理作業に参加したトカチュク氏は、チェルノブイリでもスターリングラード攻防戦でも職員たちは最前線で自らが手本となって軍人たちを精神的に支えと考えている。

事故処理作業におけるKGBの役割

かつてトカチュク氏は、KGBチェルノブイリ地区部隊の機動班の責任者だった。トカチュク氏によると、チェルノブイリのKGB職員は、事故処理作業に携わる他の人たちより優位な立場にあるということはなかったという。

トカチュク氏は当時について「私自身、駅から数キロ離れた廃屋に住んでいた。その廃屋には、兵士用の鉄製ベッド、ベッドサイドテーブル、洗面台が設置された。もちろん、そこで食事をつくることはできなかった。放射線をめぐる状況がそれを許さなかった。私たちは特別な場所で食事をした。1日の睡眠時間は最長で4~5時間だった。その他の時間は仕事に費やした」と振り返っている。

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トカチュク氏によると、防諜員たちの主な任務は、事故原因の調査に参加したり、最も効果的な事故処理方法の選択を手伝ったり、事故処理作業員の安全を確保したり、チェルノブイリに押し寄せる外国の諜報機関に対抗手段を講じることなどだったという。


大祖国戦争時と同じ

トカチュク氏はインタビューで、KGBの活動とスターリングラード攻防戦(約4年間にわたって続いた大祖国戦争で最も多くの血が流れた戦いの1つ)における防諜員たちの活動を同一視した。

同氏によると、当時、後にKGBとなるソ連内務人民委員部(NKVD)の職員たちは、直接的な戦士ではなかったものの、兵士たちと一緒になって戦い、命を落とした。そして誇張ではなく、これが国の運命を決めたという。

防諜員たちは後に、NKVDがスターリングラードに残っていることを軍が知れば、それは事態がそれほど悪くはないことを意味し、兵士たちの支えになることが分かっていたため、スターリングラードから去ることができなかったと説明したという。トカチュク氏は、チェルノブイリ原発の事故処理でも同じことが起こったと考えている。

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