研究を行ったのは南オーストラリア大学。調査には英UKバイオバンクに保存された39歳から73歳までの39万0435人のデータが解析され、高血圧、狭心症、不整脈に悩む人は心臓循環器疾患のない人に比べてコーヒーの摂取量は少ないか、またはカフェイン抜きのコーヒーを飲むか、飲まないようにしている。
この結果から科学者らは、コーヒーを飲用したいかどうかは、遺伝子レベルに組み込まれている、血圧や心拍数に反映される心臓循環器の健康状態が影響していることを突き止めた。つまり遺伝子はコーヒーへの傾倒度に影響を及ぼしているだけではなく、カフェインを過度に摂取しないよう調節しながら身体を守っていることがわかった。
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