同長官は、「すべての製薬登録を担当する欧州の薬事当局は(スプートニクVの登録を)引き伸ばしている」と指摘した。
同氏は、「私は欧州医薬品庁の専門家や調査員を非難したくはない。しかし、私たちはこの遅れはEU上層部からのしかるべき指示に関連していることをよく理解している」と述べた。
なぜこうしたことが生じるのか、これはただ政治的性格を原因とするものなのか、またはさらに経済的要因が存在するのか、「法執行機関と欧州各国の市民自身はこの点を理解すべき」だ。
ロシア対外情報庁の責任者は、「しかし、私たちはこれは単に不道徳なことと理解している」と強調した。
この間、ナルイシキン長官は、ロシアは、アンチワクチン運動の組織化でロシアを非難するプロパガンダキャンペーンをEUが準備しているという情報を入手していると発表している。
19日、在ロシア世界保健機関(WHO)のメリタ・ヴイノビッチ代表は、機関の監督官が今年夏にワクチン「スプートニクV」の安全評価を終了できることを期待していると発言している。
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