日本政府は高齢者向けのワクチン接種について7月末までの終了を目指している。NHKの報道によれば、政府が10日ほど前に行った終了見通しの調査では、全国1741の市区町村のうち251が間に合わないと答えていた。
7月末に間に合わないと回答した251の自治体に日本政府が個別に対応したところ、間に合わないという自治体はおよそ半分の125に減った。
東京五輪を目前に控えているにもかかわらず、新規感染者数が減少傾向を見せない日本では、接種率の低さがより一層国民の不安を高めている。大会開催への消極的姿勢も接種率の低さが一因となっている。