所属記者が投稿したヒトラー支持のツイートを調査＝BBC

英BBC放送は、同社に所属する女性記者が7年前に「ヒトラーは正しかった」というハッシュタグをつけ投稿したツイートの内容ついて、調査を行っている。英紙デイリー・メールが伝えた。

BBCの記者タラ・ハラワさんは、BBCに就職する前の2014年にTwitterへの投稿で「イスラエルはヒトラーよりナチズムを発揮している。#HitlerWasRight（ヒトラーは正しかった）。IDF（イスラエル国防軍）は地獄に落ちろ」などと綴っていた。

また、プロフィールでは所在地はラマッラ（パレスチナ国の事実上の首都：スプートニク編集部）と書かれていた。

23日、この古い投稿がメディアを監視し、 その信頼回復をめざす非政府組織「オネスト・リポーティング」のツイッターのアカウントで取り上げられた。この団体は、イスラエルに関する報道を公正かつ正確なものにすることを目的に活動している。

Tala Halawa is a "digital journalist" for the @BBC.

Halawa directly influences and creates news content watched by many millions around the world.

In what world can someone like this work for a professional news outlet? pic.twitter.com/r2LIHmZfF2

— HonestReporting (@HonestReporting) May 23, 2021

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BBCの報道官は「このツイートは記者がBBCに入社する前に投稿されたものであるものの、我々はこの投稿を深刻に捉え、内容について調査している」との声明を発表した。

英紙デイリー・メールによれば、ハラワさんは先週、ガザ地区で発生している紛争の報道にも参加した。これに関し、ハラワさん自身は今のところコメントを発表していない。

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