ロシアにとっては攻撃ドローンを周辺各国が大量に購入することは大きな脅威といえる。多くのドローンが体当たりの攻撃を仕掛けるとすれば、相手国へ心理的に与える影響は大きい。また、同タイプのドローンは生産コストが抑えられることから、中小国でも購入しやすい。さらに攻撃国は自国の兵士らを失うリスクも低減し、抑止力としても有効といえる。こうした点から、攻撃ドローンが勢力の均衡を変える鍵となる可能性がある。
今回の購入同意を受け、ポーランドには2022年までに攻撃ドローンが納品されることになる。
27日、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領はロシアについて言及し、「まともではない国」と発言した。