カナダで痴呆症状が急速に進行する原因不明の病気の拡大が確認

CC BY 2.0 / Richard Eriksson / Two ambulancesカナダ、救急車(アーカイブ)
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医師らがカナダのニュー・ブランズウィック州で原因不明の病気が拡大しているのを確認した。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

新たな一連の神経障害を患った初の患者らが国内で確認されたのは2015年のことだったが、しかし、その際には患者数は最大で50人まで増加し、6人の死亡者が報告されている。すべての期間を通じ、ニュー・ブランズウィック州に隣接する2つの地域で感染者が発生していることが注目されている。

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原因不明の病気の症状としては、急速に痴呆が進行することとさまざまな精神医学的症状があげられる。また、患者らは不眠や運動障害、視覚機能障害を訴えている。医師らは、この病気を分類することができていないが、それは毎回、発症する症状が多種に及んでいることによる。

また、同様に死亡解剖でも病気の謎を解明することに成功していない。そのため、根拠のないままプリオン病が疑われている。現在、この病気の基本的な学説は、神経毒による中毒、特にドウモイ酸と考えられている。ドウモイ酸は、多くの藻類や甲殻類、魚類に含まれている。現在、医師らは、病気について「ニュー・ブランズウィック州の原因不明の神経病理シンドローム」と呼んでいる。

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