金正恩氏が激やせ　マスコミは病気説も　ガーディアン紙

1か月ぶりに公の場に姿を現した北朝鮮の金正恩氏の写真を分析したジャーナリストらは、急激な減量は病気が原因ではないかという説を唱えている。ガーディアン紙が報じた。

6月6日、正恩氏は1か月ぶりに公の場に姿を現した。マスコミの注目を集めたのは、この時、正恩氏が身に着けていた1万2千ドル相当の高級腕時計のベルトのバックル。NKニュースの報道によれば、ベルトのバックルが差し込まれた穴は以前よりも数か所ずれ、ベルトはきつく締められていた。

Kim Jong Un may be losing weight:

-Observers noted the North Korean leader's thinner appearance in a state media broadcast on Saturday
-Luxury watch seemed to be fastened tighter around wrist
-Kim has kept out of the public eye more since 2020https://t.co/HfuzD5DAGr

— NK NEWS (@nknewsorg) June 8, 2021

Kim Jong Un looks thinner, and intelligence agencies are likely paying attentionhttps://t.co/PaYJh1i7y8
The apparent weight loss comes after rumors of ill-health in recent years pic.twitter.com/i4T5J5GoYN

— 🐸𝐚𝐦𝐢𝙗™️ (@BonVangUFO) June 8, 2021

​NKニュースの複数の消息筋は、正恩氏が突然痩せた原因についてより健康的な生活を送るようになったためではないかと推測している。観測筋は正恩氏は北朝鮮の指導者になった2011年から今まで毎年6～7キロも体重を増やしており、昨2020年にはすでに140キロに達していたとみている。

こうした一方で痩せた原因に病気説を唱える人もみられる。

Kim Jong-un: apparent weight loss prompts speculation over North Korean leader’s health https://t.co/dMkCgWsS6A

— The Guardian (@guardian) June 9, 2021

​北朝鮮の指導者が長期にわたって公の場に姿を現さない事態は今回が初めてではない。2020年春も長期間、姿を見せなかったために健康不安が危惧され、重病説から死亡説まで飛び出していた。

関連ニュース

• 金正恩氏　北朝鮮を「歴史上最も困難な状況」と表現
• 金正恩氏、１カ月近く公の場に姿見せず＝韓国統一部
• 北朝鮮　金総書記が経済部長を更迭　経済救済の失敗を理由に