サハリン国境警備隊が拿捕した日本の底引き網漁船 罰金支払い領海から離れる

© 写真 : Gennadiy Kotlikovコルサコフ―稚内
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5月下旬にサハリンの国境警備隊が拿捕した日本の底引き網漁船「第172榮寶丸」は、罰金600万ルーブル(約910万円)を支払い釈放された。ロシア連邦保安庁サハリン州国境警備局のプレスサービスが発表した。同船の船内からはカニが発見されている。

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同局は、「日本側の罰金は全額支払われ、日本船の行政上の逮捕も取り消された。底引き網漁船は、ロシア連邦保安庁の沿岸警備隊の船に随行され、ロシア連邦の領海から離れた」と発表している。

国境警備局によると、ロシア連邦の排他的経済水域における漁業規則違反の審査において、同船の船長の罪は完全に立証されたという。

ロシア連邦保安庁サハリン州総局広報部は5月28日、オホーツク海で日本籍漁船が不審な動きを見せたため拘束したと発表した。

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