EUがロシアに対する制裁を延長

22日、欧州連合（EU）加盟各国の首脳は、すでに7年におよぶロシアへの経済制裁の延長を再び決定した。欧州理事会のシャルル・ミシェル議長がツイッターで明らかにした。

同議長は、「私たちはロシアに対する経済制裁を延長した。ロシア政府はミンスク合意での自らの責任を遂行する必要がある」と強調した。

EU will pursue a united & strategic approach to Russia based on 5 guiding principles.

We have rolled over our economic sanctions against Russia: Moscow must do its part to ensure full implementation of Minsk Agreements.

We will explore formats & conditionalities of dialogue. pic.twitter.com/M9nfcB14L5

— Charles Michel (@eucopresident) June 25, 2021

​また同議長は、EUはロシアとの対話のため、その形態や条件に関する可能性について検討を続けると述べた。

EUの経済制裁はロシアの金融やエネルギー、防衛分野に対し実施された。また、EUは原油の採掘と調査のための一連の技術やサービスに対しロシア側のアクセスを規制した。

当初、これらの制裁は2014年7月31日に1年の予定でEUによって導入がされた。それから規制は半年ごとに延期され、すでに6年が経過している。制裁延期の決定前にはEU各国は「ミンスク合意」のロシアの履行状況を評価している。

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