「確信をもって言えるのだが、少なくとも私にはそう思えるのだが、今日『COVID権』という概念が形成されている。そして今、極めて重要なのが、制限の必要性と人権との間の比例関係を分けて考えることである」モスカリコワ氏は、パンデミックの条件下では集団の権利と個人の権利を分けてとらえ、前者が後者に勝ることを理解する必要があると付け加えた。
パンデミック時の人権調整の国際文書 ロシアで作成が提案 市民の「COVID権」が背景
2021年6月29日, 23:30 (更新: 2022年4月27日, 22:52)
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ロシアでパンデミックの条件下における人権を調整する国際的な文書の作成が提案されている。これより前、ロシアにおける人権全権代表のタチアナ・モスカリコワ氏は市民のいわゆる「COVID権」の形成を明らかにし、集団の権利が個人の権利に勝る重要性を指摘した。