英国外務省が発表した声明は「今日、英国は(サイバー集団の)APT40およびAPT31の活動を中国国家安全保障省のものと位置付けている。大量の信頼性高い証拠から、サイバー環境における連続した無責任な行動は中国から発せられ、継続されていることが示された」と言及。英国当局の情報によると、特にAPT31は2020年にフィンランド国会を攻撃していたという。
英国のドミニク・ラーブ外相は中国政府に対し「これら体型的なサイバー妨害を直ちにやめ、そうしない場合は責任を問われると覚悟するよう」呼びかけた。外相はまた、米マイクロソフト社のサーバー「Exchange Server」への攻撃を、中国の国家支援を受けた中国ハッカーによる「無謀だがよく知られた行動パターン」と評している。
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