イタリアで初の人工心臓の移植手術

© 写真 : Facebook/Leviticus Cardio末期の心不全患者に「無線充電式」人工心臓が移植される
末期の心不全患者に「無線充電式」人工心臓が移植される - Sputnik 日本, 1920, 22.07.2021
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人工心臓はドナーがなくても心臓移植を可能にする。イタリアのナポリの病院が初の人工心臓の移植手術に成功した。その詳細がプレスリリースで明らかにされた。

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手術は7月19日、ナポリの病院で心臓外科医のチーロ・マイエッロ医師の指導の元に行われた。この手術は商業目的で仏Carmat社の人工心臓Aesonを移植した最初の例となった。

人工心臓には4つの室、2つの小型ポンプ、2つの排気管、4つの弁があり、いずれも角のある大型動物の組織から作られている。

人工心臓は体外の電源で動作する。患者は重さ4キロの装置を携行しなければならず、その中のバッテリーは4時間ごとに充電の必要がある。

​人工心臓AesonはEU圏内での販売許可を2020年12月に取得した。イタリア人の患者の場合、手術費は15万ユーロ(1951万円)かかった。

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