11日に青森県八戸港で座礁したパナマ船籍の貨物(3万9910トン)は、後に海底から離れたものの、甲板付近に亀裂が入った。海上保安庁は中国人とフィリピン人ら、あわせて21人の乗組員、全員を救助した。
【海上保安新聞】11日午前7時50分ごろ、青森・八戸港内を航行中のパナマ籍貨物船が座礁、その後自力で離礁したが、船体に亀裂が入り12日未明、2つに割れて油が流出した。二管本部の巡視船が油の防除にあたっている。乗組員は全員救助された=写真は二管本部提供。 #海上保安庁 pic.twitter.com/Jdr3EasRaP
— (公財)海上保安協会【公式】 (@JCGF_umimaru) August 12, 2021
12日朝には亀裂が広がり、船体が2つに割れ、後方部分が漂流した。海上保安庁によると、船体からは燃料が流出し、周辺海域に広がっているという。
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