カナダ、最大2万人のアフガン難民を受け入れる構え

カナダのマルコ・メンディチーノ移民・難民・市民権大臣は、反政府組織「タリバン」（ロシアでテロ組織に認定、活動禁止）による権力の掌握により、アフガニスタンで危険にさらされている「リスクグループ」から最大2万人の難民を受け入れる構えだと発表した。

メンディチーノ氏は、記者会見で「アフガニスタンの状況は悲惨だ。カナダが動かないことはない」と述べた。

「リスクグループ」には、特にアフガニスタンで公職に就いている女性、政府関係者、翻訳者など、米国や西側諸国の人々と協力してきた女性が含まれる。

メンディチーノ氏によると、難民を乗せた飛行機がすでにいくつか出発しており、そのうちの第1便は13日にトロントに到着した。

​また、マルク・ガルノー外相は13日ツイッターに、カナダは「アフガニスタンに恩恵を受けており、アフガニスタンの人々の安全を確保するために努力を継続する」と記した。

I am following the situation in #Afghanistan very closely. The safety of our personnel in Kabul is our top priority & I remain in touch with our Amb. & our allies.

We owe Afghans a debt of gratitude & we will continue our efforts to bring them to safety.https://t.co/cLqgpBx54f https://t.co/9HWcACGhKe

— Marc Garneau (@MarcGarneau) August 13, 2021

さらに「カナダ大使館とカナダ人スタッフを保護することが我々の最優先事項だ」と綴った。

報じられているように、カナダはアフガニスタンの大使館から避難を始めている。米国と同様に、政府はカブールに特殊部隊を派遣し、避難中および閉鎖まで大使館職員の安全を確保するという。

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