アフガニスタンの空港でタリバンと外国人部隊が衝突、7人死亡【動画】

アフガニスタンの首都カブールにある空港のゲート付近に多くの市民が押し寄せたことで混乱が発生し、外国人部隊と反政府武装組織「タリバン」（ロシアでテロ組織に認定、活動禁止）の間で衝突に発展して7人が死亡した。 消息筋がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。

消息筋によると、カブールの空港では多くの市民が押し合ったことで混乱が生じ、外国人部隊とタリバンの間で衝突が発生した。

Shooting at #kabul airport. Chaos. #afghanistan pic.twitter.com/LPNLGlO8UD

— War on Humans 🕊 (@TheWarOnHumans) August 23, 2021

​この衝突で外国人部隊の兵士1人が死亡したほか、タリバンの戦闘員2名に加え、国外退避を希望していた市民ら4人が死亡した。目撃者によると、タリバンと外国人部隊は互いに発砲を行っていたという。

⚡️🇦🇫⚡️The situation at the Kabul airport remains tense.
Shooting takes place almost daily. The weapon is used by foreign troops and the Taliban to control the crowd.

Also today, an overnight incident killed one and four other Afghan security forces were injured.
#Afghanistan pic.twitter.com/cuYgvWLlXe

— The RAGEX (@theragex) August 23, 2021

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タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。首都カブールから北東部にあるパンジシール州のみが現時点でタリバンの手に落ちていない。

タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた。

タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。

外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構（NATO）の部隊が防衛している。

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