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新型コロナウイルス
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日本厚生労働省 ワクチン接種で感染も死亡も抑制の可能性

© REUTERS / Behrouz Mehri/Pool ファイザー製ワクチン
ファイザー製ワクチン - Sputnik 日本, 1920, 09.09.2021
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日本の厚生労働省は、新型コロナウイルス感染者の情報を集約するシステム「HER-SYS」のデータを用いてワクチンの効果を分析し、8月までの2か月間で感染者を10万人以上、死者は8000人以上減らせた可能性があるとする分析結果を発表した。NHKが報じている。
NHKによれば、日本の7月の感染者数はワクチン接種が進んだ65歳以上は前月比で0.86倍と減ったのに対して、65歳以下は2.95倍も増えていた。この数値を基に仮に接種が進まず、高齢者も若い世代と同じ感染増加率として計算すると、7,8月の2月間の感染者は13万8000人に達することになったが、実際の感染者数はおよそ3万人だった。このことから厚生省はワクチンのおかげで高齢者の感染は10万人以上抑制された可能性があるとの見方を示している。
また死者数も今年1月から5月までの高齢者の致死率を掛け合わせて計算で7月と8月の2か月間で高齢者8000人以上の死亡を防いだ可能性が指摘された。
日本政府の9月6日の発表によれば、日本国内でコロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人の数は全人口の59.3%にあたる7506万5848人に達している。一方で8月の東京都におけるコロナ感染の死亡者200人のうち、50代以下が29%を占めており、若い世代の死者が増えていることがわかっている
また、ワクチン接種後に感染する「ブレイクスルー感染」も次第に増えており、7日付けのANNニュースの報道によれば、日本で初めて確認されたアルファ株に似た変異を持つ新たなデルタ株について東京医科歯科大学はいわゆるワクチン接種後に感染する「ブレークスルー感染」が確認されたと発表している
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