タリバンの権力掌握以来、アフガニスタンでは150以上のメディアが閉鎖

アフガニスタンでタリバンが権力を掌握した後、少なくとも153のメディアがアフガニスタンの20の州で活動を停止した。同国のテレビ局「TOLOnews」が13日に報じた。

困難な経済状況や、タリバンが課した数多くの制限により、テレビ局、ラジオ局、さまざまな活字メディアが閉鎖された。

「TOLOnews」によると、アフガニスタン独立ジャーナリスト協会のフジャトゥラ・ムジャディディ（Hujatullah Mujadidi）副会長は「メディアを支援する組織が、現在の状況に注意を向けない場合、近い将来、国内の残りの出版社やテレビ局も閉鎖するだろう」と述べた。

また、アフガニスタン全国ジャーナリスト連合のマスルール・ルトフィ（Masroor Lutfi）代表は「我々は、国際機関に、この問題に対処するために直ちに措置を講じるよう呼びかける。さもなければ、アフガニスタンにおける報道の自由や、他の人的および市民の自由はまもなく終焉を迎える」と語った。

8月末、タリバンに任命された新しい雇用主により解雇されたことを受け、アフガニスタンのジャーナリスト数人がすぐに復職を要求した。さらに、アフガニスタン独立ジャーナリスト協会は、タリバンに対し、国内での抗議を報道する特派員への暴力を止め、情報公開にまつわる法律を施行するよう求めた。

タリバンは7日、暫定政府の人事を発表した。

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