モンゴルで初めてビーバー2頭が新型コロナで死ぬ

モンゴルのビーバー繁殖センターで、新型コロナウイルスに感染したビーバー2頭が死んだ。同国で新型コロナによる動物の死亡が確認されたのは初めて。また、さらに7頭が新型コロナウイルスに感染した。新華社通信がモンゴル獣医総局の専門家、アディヤスレン・トゥヴシンバヤル氏を引用して報じた。

トゥヴシンバヤル氏は「先月、モンゴルでビーバー2頭が謎めいた死を遂げ、実験室テストの結果、死因は新型コロナウイルス感染症だったことが示された」と語った。

死んだビーバー2頭は、モンゴルの首都ウランバートル市環境局のビーバー繁殖センターで飼育されていた。

さらに、同センターのビーバー7匹頭が新型コロナウイルスの検査で陽性だった。咳や鼻水、流涙など新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の症状が見られ、感染したすべてのビーバーに治療が施され、回復したという。

7月、米カリフォルニア州の動物園で、園内の動物に新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されたと報じられた。

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