「トランプ流」ジョーク　スペースXのマスク氏、バイデン大統領の無反応を笑い飛ばす

スペースXの創始者イーロン・マスク氏は初の民間人による宇宙飛行が成功裏に終了したにもかかわらず、祝辞も送らなかったジョー・バイデン米大統領を笑い飛ばした。マスク氏はトランプ氏が「寝ぼけたジョー」と大統領を笑い者にしたネタをリピートしている。

「米国に新たに誕生した4人の宇宙飛行士」が初の民間人だけの宇宙飛行を成功させ、その過程で米テネシー州メンフィスにある聖ユダ児童研究病院への数十億ドルもの寄付金を集めたにもかかわらず、バイデン米大統領はその成功を認めようともしなかった。これに驚いた、あるツィッターのユーザーが、「これは一体どうしてなのでしょう？　あなたのロジックではどう解釈できますか？」と尋ねると、マスク氏はジョークで　「「彼はまだ寝てるんだろう」と答えた。

He’s still sleeping

​これより前、9月19日、クルー全員が民間人で構成されたスペースXの初の有人宇宙飛行に完了し、4人は無事地球に帰還した。飛行の目的の一つには聖ユダ小児病院のために2億ドルの寄付を集めることが掲げられていた。

マスク氏の有人飛行の成功にはNASA、ボーイング、ロッキードマーティン、ブルー・オリジンの代表らはおろか、マスク氏のライバルであるジェフ・ベゾス氏から次々に祝辞が届けられたが、ホワイトハウスだけが沈黙している。

CNBCは、マスク氏がつい最近、「政治には関わらないようにしている」と発言していたにもかかわらず、「寝ぼけたジョー」というジョークを飛ばしたことについて、ドナルド・トランプ前米大統領がバイデン大統領を嘲笑したことを彷彿とさせると指摘している。

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