韓国 200万ドル窃盗容疑のロシア人ハッカーを米国に送還

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ハッカー - Sputnik 日本, 1920, 29.10.2021
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韓国当局は、多国籍ハッキング組織に関与した容疑で米国で起訴されたロシア人男性の身柄を米国に引き渡した。28日付けの聯合ニュースが報じた。
容疑者の強制送還は10月20日に行われた。当局はこの人物の氏名を明らかにしていない。男は、マルウェアのトロイの木馬「TrickBot」を使い、200万ドルの窃盗に関与した罪を問われ、オハイオ州北部地区裁判所で起訴されたが、男は容疑を否認している。
ロシア人の逮捕については、2021年9月にKBSニュースが「ミスターA」の名で報じていた。この人物の関与が疑われている犯罪は2016年に行われており、起訴状ではハッキングはロシアから行われていたとされている。男は2020年2月に韓国に渡航したものの、コロナウイルスのパンデミックと検疫規制に阻まれ、出国できない状態にあった。
ロシア人は1年以上の韓国滞在の間にパスポートの有効期限が切れたため、大使館を通じて新しいパスポートを取得していた。ところが、5月25日に韓国法務省が米国司法省から緊急の引き渡し要請を受理したため、更新したパスポートでのロシアへの帰国は叶わなかった。
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