自民党の岸田首相が会見　選挙受け、今後の取り組みについて言及

1日午後、自民党の岸田文雄首相が記者会見を行い、衆議院選挙の結果を受け、今後、取り組む課題などについて語った。NHKが報じた。

岸田首相は、自民党が261議席を獲得したことを受け、責任政党として国民の負託に応えていくと強調。今後はスピード感を政策実行の面で発揮していくと語った。

そのうえで、新型コロナ対策として3回目のワクチン接種の12月開始や無料検査の範囲を大幅に拡大することなどを表明。経済については、大型の経済対策を11月中旬に策定し、早期に補正予算を成立させると述べた。また、外交に関しては、米国をはじめ、同盟国などとの対話を早期に取り組むと強調、COP26の首脳会合に出席すると発表した。このほかにも、選択的夫婦別姓や憲法改正といった問題に対する見解を示した。