オーストラリアの山火事でコアラ100匹以上を救出した犬に権威ある賞が授与される

国際動物福祉基金 (IFAW) は、2019〜2020年にオーストラリアで発生した山火事でコアラ100匹以上を救出した「ベア（熊）」という名前の6歳の牧羊犬種オーストラリアン・ケルピーに賞を授与した。Good News Networkが報じた。

授賞式は、英ロンドンの貴族院で行われた。「ベア」のインスタグラムには、「ベアは出席することができなかったけれど、私たちはこのテニスボールを授与してベアがその長所を評価されていることを感じることができるように配慮しました」と投稿された。

ベアには、IFAWの賞のほかに、おやつやおもちゃなども贈られたという。

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Публикация от Bear The Koala Detection Dog (@bearthekoaladog)

現在、ベアは毎日、コアラの捜索や救助に取り組んでいる。救助隊と一緒に活動する前は、保護施設で暮らしていたという。ベアの「無限のエネルギーと遊びたいという執拗な欲求」による行動上の問題により、ベアは飼い主に見放され、保護施設に預けられた。

その後、ベアは訓練のためオーストラリアのサンシャイン・コースト大学に送られ、その後、毛や糞の匂いで灰の中からコアラを見つけることができるオーストラリアで唯一の犬となった。

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