英国の工兵隊　ベラルーシと国境を接するポーランドを支援

ポーランドのマリウシュ・ブワシュチャク国防相は、ポーランドがベラルーシとの国境に設けているフェンスの強化について、英国軍が支援すると明らかにした。

ブワシュチャク氏は、「英国の工兵隊が支援する前に、偵察が開始された。我々の兵士は、ポーランドとベラルーシの国境にあるフェンスの強化に協力するだろう」とツイッターに投稿した。同氏によると、偵察行動が完了したら詳細を公表するという。

ポーランド当局は、最近設置した有刺鉄線が難民にとって深刻な障害になっていないことから、ベラルーシとの国境に新たに高さ5メートルのフェンスを建設することを計画している。

また、WHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は、ポーランドに越境しようとするベラルーシ側にいる難民の保護を呼びかけている。WHOのプレスリリースによると、現地にいる難民の60％が、何らかの医療処置を必要としている。

クルーゲ氏は、「冬が間近に迫る中、国境の中立地帯で身動きがとれない何千人もの弱い人々のことをとても心配している。このような難民や移民は、国際法に則って威厳と敬意をもって扱われるべきだ。この法律には、健康に関する権利も含まれている」と述べている。

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