アフガニスタンで児童婚が増加　ユニセフ

国際連合児童基金（ユニセフ）は、アフガニスタンにおける児童婚の増加を懸念している。ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長が発表した。

フォア氏は「アフガニスタンで児童婚が増加しているという報告を深く懸念している（中略）我われは、持参金と引き換えに、将来の結婚に生後20日の娘をすすめる家族に関する信頼できる情報を受け取った」と発表した。

ユニセフは、アフガニスタンで一般的な現象となっている早期結婚は、家庭内暴力や女性に対する差別につながり、その結果、精神的な問題を引き起こすおそれがあると指摘している。

ユニセフによると、アフガニスタンでは15〜49歳の女性​​の28％が18歳未満で結婚している。

ユニセフはアフガニスタン当局に対し、同国において最も脆弱な家族への支援や保護を促進するよう呼びかけている。ユニセフによると、アフガニスタンでは同国の芳しくない経済状況によって、幼い娘を結婚させたり、子どもを働きに出すこと余儀なくされる家族が増えている。

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