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米中首脳会談、問題解決にならない=米社会評論家

© AP Photo / Andy Wong米国、中国
米国、中国 - Sputnik 日本, 1920, 17.11.2021
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米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席の初めてのオンライン首脳会談が実施されたことについて、米国の社会評論家ダン・ラザール氏は、数十年にわたって蓄積されてきた両国の対立を解消するものではないと断じた。
リアノーボスチ通信からの取材に応じたラザール氏は、「米国と中国は6年以上にわたり深い対立状態にある。そんな状況において、3時間半の社交辞令のやり取りで、今まで克服し得なかったことを変えることができるとは思えない」と述べた。
ラザール氏は、今回の米中首脳会談は特に印象深いものではなかったとし、双方には依然として深刻な立場の相違があることが鮮明になったと指摘している。ラザール氏によれば、中国は米国側に経済成長のための自由を求め、対中制裁を維持している米国を批判し、一方の米国はそうした行動を否定した。
バイデン米大統領 - Sputnik 日本, 1920, 17.11.2021
米国と中国は今後多くの問題について連携する=バイデン氏
またラザール氏は、中国は世界における米国の覇権主義を認めていないが、それは、米国がカリブ海地域で行っているような覇権主義政策を中国も自国の近海地域で取る権利があると考えているからだと述べた。
この上で「これに対し米国は、中国のこうした主張と米国の状況を同一化することを否定し、米国は世界の統治者であり、他国にとっての規則を作る責任があるとみなしている。しかしこの規則は、世界の国々が遵守する義務のないものだ」と指摘した。
一方、ラザール氏は、両国の行動には、米ソ冷戦時代のようなイデオロギーは存在しないとし、次のように述べた。

両国は、互いに遅れを取らないために前進しているだけである。バイデン大統領は今夏のアフガン撤退後の悲劇によって失われた米国の信頼を取り戻そうと懸命であり、一方の習主席は、経済成長の鈍化や崩壊しつつある不動産市場など、国内情勢が深刻な危機にあることから、強行な姿勢を見せる必要があった。いずれにせよ、双方ともに後には引けない状態であることから、妥協点を見出す可能性はますます少なくなっている。

 Председатель Китайской Народной Республики Си Цзиньпин и Вице-президент Джо Байден в США, 2015 год  - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2021
米中首脳がオンラインで会談 健全で安定した関係が必要=習氏
一方、元米軍大佐で政治アナリストのアン・ライト氏はリアノーボスチ通信に対し、どのような形であっても、交渉の場を持つことは紛争に優るものだと指摘する。「対話は、対立―とりわけ軍事的対立よりもずっとよいものだと考える。今回の会談の詳細は分からないが、今後も頻繁にこのような話し合いが行われることを期待する」と述べた。
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