IOC、スポーツにおけるトランスジェンダーの新指針を発表

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LGBTの旗 - Sputnik 日本, 1920, 18.11.2021
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国際オリンピック委員会(IOC)は、性自認や性別に基づく公平性、包括性、非差別性に関する新たな指針をウェブサイトで公開した。IOCとしては各種目の資格規定は設定できず、これを国際連盟の決定に委ねるとした。
IOCは2年をかけて250人以上のアスリートやその他の関係者と協議し、新コンセプトの10項目を策定した。コンセプトは2015年に施行されたガイドラインに代わり、北京五輪後に適用される。
新コンセプトには「いかなる選手も性別による不公平な優位性を理由に競技から排除されるべきではない」と明記された。ただし、選手の出場カテゴリーの決定やトランスジェンダーの選手が過度に有利であるかどうかの判断については、IOCは各国際連盟に委ねるとしている。
スカイスポーツは、IOCの新指針は旧来の実践をはずれ、出場権を得るためにトランスジェンダーの選手にテストステロン(男性ホルモン)のレベルを標準以下に維持することはこれ以上、要求されないと指摘している。
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