バイオエヌテックCEO　新型コロナワクチンの追加接種は毎年必要になる

ドイツのバイオエヌテック社のCEO兼共同創設者ウール・シャヒン氏は、新型コロナウイルスワクチンの追加接種が毎年必要になる可能性が高いとみている。独紙「ビルト」が伝えている。

シャヒン氏は、「重要なのは、3回目の接種で防御力が大幅に向上するという事実だ。そうすることで、2回接種した場合よりも効果が持続し、その後の追加接種もインフルエンザと同様に年1回程度で済むと考えている」と述べている。

同氏は、予防効果はワクチン接種後4ヶ月目から低下し始め、「6ヶ月目からは著しく低下する」と指摘している。しかし、ワクチンを接種した人が感染しても、ほとんどの場合は軽症から中等症になるという。また、接種した人が感染して病状が重くなり入院することはあるが、それは主に高齢者や持病を持つ患者だという。

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