プーチン大統領、英首相と電話会談 NATO拡大防止に向けた合意の必要性を主張

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プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 14.12.2021
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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と英国のボリス・ジョンソン首相が13日に電話会談を行った。ジョンソン首相はウクライナの不安定化に向けた行動は戦略的な過ちであり、重大な結果をもたらすだろうと警告した。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大と、ウクライナおよびロシア近隣への軍備配置を防止する国際的な協定の締結を提案している。
英国首相府による会談後の発表によると、ジョンソン首相は「ウクライナ国境におけるロシア軍の増強について深い懸念を表明し、緊張緩和と持続可能な解決策を見つけるため、外交手段を通じて取り組んでいくことの重要性を繰り返した」と強調されている。
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露米首脳会談、ウクライナが焦点に
また「ジョンソン首相は、ウクライナの領土保全と主権に対する英国のコミットメントを強調し、ウクライナの不安定化に向けた行動は戦略的な過ちであり、重大な結果をもたらすだろうと警告した」と指摘されている。
一方、ロシア大統領府の指摘によれば「NATO加盟国によるウクライナ領土での活発な軍事的な『拡大』は、ロシアの安全保障が直接的な脅威にさらされていることが背景にある。」
ロシア大統領府は「プーチン大統領は、NATOのさらなる東方拡大と、近隣諸国、主にウクライナにおける軍備配置を防止する明確な国際的な協定の締結を目的として、直ちに交渉を開始する必要があると述べた」と伝えている
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