声優 八奈見乗児さんが90歳で永眠 日本TVアニメ黄金期と生きた人生

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『鉄腕アトム』、『巨人の星』から『ドラゴンボール』まで日本のテレビアニメの創成期、黄金期から常にその深みのある、ひょうきんな声でお茶の間で愛されていた声優の八奈見乗児さんが12月3日に90歳で死去していた。NHKが報じた。
八奈見さんは1931年満州で生まれ、13歳で初めて本土の地を踏んだ。出演したテレビアニメは黄金期の番組をほぼ網羅。『魔法使いサリー』、『ゲゲゲの鬼太郎』、『キューティーハニー』、『キャンディキャンディ』…と、タイトルを列挙するとそれがそのままっくり日本のテレビアニメの発展の歴史となるほど、多岐にわたって活躍した。顔のでない声優業だが、八奈見さんの声を聞いたことのない日本人はいないのではないだろうか。2005年に愛知県で開かれた「愛・地球博」の公式キャラクター「モリゾー」の声も担当した。
NHKの報道によれば、八奈見さんは2015年から療養のためと称して休業を発表していた。
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