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緊急事態宣言、ワクチン接種、オリンピック、眞子さま結婚

2021年の日本を振り返る

2021年、令和3年は、令和が意味する「美しい調和」をもたらさなかったが、大きな混乱もなかった。新型コロナウイルスによるパンデミックが続いている中で、もちろん失われたものもあるものの、ポジティブな出来事も少なからずあった。スプートニクは2021年に日本で起こった主な出来事を振り返る。




コロナウイルスとワクチン接種

世界の他の国同様、日本にとっても、2021年は新型コロナウイルス対策を掲げた1年であった。幸い、2021年には治療の経験が得られ、またワクチン接種も開始された。日本におけるワクチン接種は、2月中旬から医療従事者を対象にスタートし、4月には65歳以上の高齢者3,600万人への接種が始まり、7月になってすべての年齢層での接種が行われた。NHKのデータによれば、12月6日時点で、日本で1回接種した人の割合は78.9%、2回接種を完了した人の割合は77.1%となっている。
2021年、日本では、数回にわたり緊急事態宣言が発出、解除され、国民にたびたび緊張感を与えることとなった。しかし、多くの国と異なり、日本人の間でマスク着用の習慣は特に呼びかける必要はないほど浸透していた。




新たな首相

政治の世界で大きな出来事となったのは、首相の交代と新内閣の発足である。9月29日、菅義偉前首相の任期満了の前日に、自由民主党は党首に岸田文雄氏を選出した。これに続き、岸田氏は衆参両院の賛成多数により、首相に指名された。新首相の政治における優先順位は、コロナウイルス対策、経済回復、気候変動問題、国際舞台における国益の確保となっている。
ほぼ5年にわたって外相を務めた岸田氏は、外交における大きな経験を有している。岸田首相は、10月5日に米国のバイデン大統領と、そして7日にはロシアのプーチン大統領とそれぞれ初めての電話会談を実施した。
岸田首相は、就任直後、「わたしの特技は人の話をよく聞くことです」と述べている。岸田氏のこの特技については、2022年にその真価が問われることになる。




夏季五輪

日本でも、そして世界でも、大きな論争を巻き起こしたのが、反対や抗議の声や懸念、またありとあらゆる憶測が広がったものの、最終的には開催された東京五輪である。五輪大会は厳しい隔離措置の中で実施されたものの、大規模な抗議行動が後を絶たなかった。多くの日本人が国際オリンピック委員会や日本政府に対し、外国人アスリートの来日によって、コロナをめぐる状況が悪化するのではないかという国民の懸念に耳を傾けていないとして非難した。しかし、最悪の事態は避けることができ、日本は夏季五輪大会での金メダル獲得数で記録を打ち立てた。

閉会式で国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長は、「オリンピック2020は『正しい時期に』開催され、オリンピック関係者やアスリートだけでなく、世界中の人々に希望をもたらし、未来を信じる気持ちを与えてくれた」と賛辞を述べた。




 2011年の東日本大震災と福島原発事故から10年

2021年3月11日、巨大津波と福島原発事故を引き起こした日本史上最大の地震の発生から10年を迎えた。この大震災により、1万8,000人以上が死亡または行方不明となり、数万人が避難を余儀なくされ、数百平米が放射能汚染され、そして国内のすべての原子力発電所がほぼ完全に停止された。福島原子力発電所の事故後の災害処理に関する問題は今なお解決されていない。2021年4月に日本政府は原発の敷地内にたまる「処理水」を海洋放出すると決定した。しかし、この「処理水」にはトリチウムが含まれており、こうした決定には近隣諸国で懸念を呼んでいる。




北朝鮮によるミサイル発射

2021年、日本は北朝鮮によるミサイル発射により、一度ならず、緊張状態におかれた。最初の発射は3月25日に行われたが、北朝鮮の新聞「労働新聞」は、これが新型戦術誘導弾2基の実験であったと報じた。また北朝鮮は9月に、日本海に向けて弾道ミサイル2発の発射実験を行い、10月には潜水艦発射弾道ミサイルの実験を行った。これに対し、岸田首相は、情報収集・分析に全力をあげ、国民に迅速で的確な情報提供を行い、航空機や船舶などの安全確認を徹底し、また不測の事態に備えて万全の体制をとるよう指示した。




宇宙旅行、その他

2021年、日本では、軍事分野においても、また民間分野においても、宇宙への関心が大きく高まった。日本の防衛省は宇宙作戦隊の創設を計画。20人ほどで編成され、スペースデブリや他国の人工衛星が日本の人工衛星に影響を及ぼさないか監視したり、妨害行為や不審な人工衛星の監視などを行う。新たな宇宙作戦隊は、2022年中に山口県防府北に設置されることになっている。

一方、2021年、星出彰彦宇宙飛行士が、若田光一氏に続いて、日本人として2人目の国際宇宙ステーションの船長(コマンダー)に就任した。星出飛行士は5月2日から10月4日まで国際宇宙ステーションに滞在し、28時間以上の船外活動を行った。

さらに最近では、実業家の前澤友作氏とアシスタント役の平野陽三氏が旅行者として、国際宇宙ステーションに飛び立った。イーロン・マスク氏のプロジェクトで月旅行を計画してた前澤氏は、宇宙飛行は自身の事業にプラスに働く人気をもたらすことになるだろうと述べている。また国際宇宙ステーションへの飛行前の記者会見で前澤氏は、「宇宙がどのように自分を変えてくれるのか知りたい」と語った。実際、日本人はかなり以前から、国際宇宙ステーションにおいて、無重力下における血液の微小循環の研究を行っており、宇宙旅行者の飛行も技術的な発展をもたらすものとなるとみられる。




眞子さまの結婚

2021年のその他の大きな出来事として挙げられるのは、眞子さまの結婚とそれに伴う皇室からの離脱、日本の警察の「サイバー局」の創設、青色発色ダイオード(LED)を開発した功績でノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇氏の逝去、そして富士山の登山ルートの再開と2年ぶりの山開きなどである。

そして最後に、自由国民社が選ぶ今年の新語・流行語大賞では、「うっせぇわ!」、黙食、Z世代、人流などが上位に入ったが、その1位に輝いたのは、2021年、アメリカの大リーグで投手としても打者としても驚異的な大活躍を見せた大谷翔平選手を表した「リアル二刀流」であった。
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