HIV発見者、子どもへの新型コロナワクチン接種を呼びかける

エイズウイルス（HIV）発見者のメリーランド大学人間ウイルス学研究所の所長でグローバル・ウイルス・ネットワーク（Global Virus Network）共同創設者のロバート・ギャロ氏は、新型コロナウイルスワクチンを子どもに接種する重要性について語った。ロシアのTVチャンネルREN TVが報じた。

ギャロ氏は、リスクグループの人や、新型コロナウイルスワクチンを恒久的または一時的に接種することができない証明書を取得している高齢者、心臓に問題を抱えている人、がん患者は、優先接種対象者になるべきだと指摘した。

またギャロ氏は、子どもへのワクチン接種を呼びかけた。同氏によると、子どもへのワクチン接種は常に一般的に行われていたが、現在は「なんでもかんでも」主張する「自称専門家」たちのメッセージがSNSで拡散されている。

ギャロ氏は「なお、重要な点が1つある。全体的に子どもたちはウイルスに対してより抵抗力のある体を持っているが、これは彼らが媒介者になる可能性があるという事実を否定するものではない」とし、「したがって、私はワクチン反対派が何を考えているのか理解できない。世界の状況は最大限明確で明瞭なのに、なぜ人々は自分の命を危険にさらすのだろうか？」と語った。

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