絶望的に強いワリエワ、仕上がりは中と上の中間

圧倒的な差をつけてロシア選手権を制したカミラ・ワリエワ選手は現在の仕上がりについて、中と上の中間にあるとコメントした。また、世界記録を上回った演技について、評価は気にしていないと発言し、北京五輪ではさらに高い評価を目指す意気込みを見せた。

ワリエワ選手はサンクトペテルブルクで開催されたロシア選手権で自らが持つ世界記録を上回る演技を見せた。ワリエワ選手は大会後の記者会見で次のように発言した。

私としては本当に万端とは言えません。感じとしては中と上の中間ぐらいです。これは本当に自分の感覚として言っていることです。これから少しだけ休みが取れます。息抜きをして力を蓄えたいです。欧州選手権まで1週間ありますので、体を仕上げることは容易だと思います。

またワリエワ選手は会場からの応援に支えられたと心境を打ち明けた。

うまくいってとても幸せです。私は少し震えていましたから。でもプログラムは最大限に表現できました。そして疲れてしまったような時には応援してもらい、それで力が湧いてきました。欧州選手権と五輪に選ばれる女子全員をお祝いしたいと思います。

ワリエワ選手は世界最高記録を上回る演技を見せたものの、評価については気にしないようにしているとコメントし、自分の滑りだけに集中していると発言した。

今日は最大限の演技をしました。練習を振り返れば、もっと上手にできたところもあります。それを目指していきたいと思います。

このように語り、北京五輪ではさらなる結果を出すことに意気込みを見せた。

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