ハッカー集団「REvil」のメンバー8人がロシアで逮捕

モスクワ州トベルスコイ裁判所は米国をはじめとする外国企業に身代金要求型のサイバー攻撃を行っていたロシアのハッカー集団「REvil」のメンバー14人のうち、合わせて8人の容疑者に逮捕状を出した。REvilは米コロニアル・パイプライン社に大規模なサイバー攻撃を行ったことで広く知られるようになった。トベルスコイ裁判所のクセニヤ・ロズィナ報道官が明らかにした。

裁判所はREvilのメンバー14人中、8人に逮捕状を出した。容疑者らの拘留期間は3月13日までとされている。いずれもロシア連邦刑法187条2項（不正な金銭取引）に従い起訴される見通し。

報道によると、ロシア検察はREvilの参加者14人のリストを入手し、25箇所の住所で家宅捜索を行い、4億2600万ルーブル、60万ドル、及び50万ドルを押収したほか、パソコン機器や仮想通貨ウォレット、ハイクラスの自動車20台を差し押さえた。

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