2021年12月の米消費物価指数 過去40年ぶりの高水準

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ニューヨーク - Sputnik 日本, 1920, 17.01.2022
2021年12月の米消費者物価指数は、前年同月比より7%上昇した。これほどの高い水準を記録したのは、1982年6月以来の約40年ぶり。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。消費者物価指数は、米国のインフレ率算出の主な指標となっている。
米労働省によると、インフレ率は3ヶ月連続で6%を上回った。米銀大手「ウェルズ・ファーゴ」のディイレクター、サラ・ハウス氏は、「高需要や『オミクロン株』の感染拡大を背景としたインフレは、まだまだ勢いがある。今後数ヶ月でピークを迎えるだろうが、そのスピードは消費者、ビジネス、政治にとって問題であり続けるだろう」と同紙で語っている。
エコノミストらは、米消費者物価指数が過去40年間で最も高い水準を記録したのは、サプライチェーンを混乱させた新型コロナウイルスのパンデミックによるところが大きいと指摘している。インフレ高進は、商品不足と政府の景気刺激策に支えられた消費者の強い需要が背景にある。米国では自動車や家具などの耐久消費財の物価上昇が続いており、2021年12月の自動車・トラックの価格は前年同月比で37.3%、台所やリビングで使われる家具の価格は17.3%上昇した。
エコノミストと米連邦準備制度理事会は、2022年にサプライチェーンの問題が緩和され、消費者の需要が止まれば、インフレ率は低下すると予測している。しかし同紙は、オミクロン株の蔓延により、今後の見通しが不透明になってきていると指摘している。
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