インドと日本の航空会社　米国便を一部欠航　5Gサービス開始で

インドと日本の航空会社は、米国の空港付近にある5G基地局稼働による影響を懸念し、米国行きのフライトを一部欠航した。

インドの航空会社「エア・インディア」は、「米国で5G通信サービスが展開することに伴い、1月19日よりインドから米国行きのフライトは減便または変更します」とツイッターで発表した。

共同通信によると、全日本空輸（ANA）は、20日にかけて米国行きのフライト最大20便が欠航する恐れがあると明らかにした。日本航空（JAL）は、19日の旅客便3便、貨物便5便の欠航を決定した。

これよりも前、米航空機大手ボーイングとエアバスは、5G基地局の電波が「飛行の安全に悪影響を及ぼす」として、空港の滑走路付近にある5G基地局の稼働（開始日は18日）を延期するよう米運輸省に要請していた。