タリバン　女性の権利制限を緩和へ

アフガニスタン情報文化省のザビウラ・ムジャヒド次官は、イスラム原理主義組織タリバンはアフガニスタンでは女性も「イスラム教の価値観に則って」メディア界で働くことができ、一部の高官のポストにはすでに女性を登用しているとする声明を表した。

ムジャヒド次官は、すでに2人の女性が高官ポストについているとして、マラライ専門産院の院長にはマラライ・ラヒム医師が、また、カブールのシャフララ地区にある婦人科クリニックの院長にはアリアン医師が任命されたと例を挙げた。

さらに、ムジャヒド次官はジャーナリスト擁護委員会に対し、アフガニスタンの女性は「国家とイスラムの価値観と原則に従ってメディアで働くことができ、これには何の制約もなく」、従来のメディア法が適用されると述べた。ただし、メディアの問題に対処するために、メディアと政府の合同特別委員会が設置される。

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