米とスロバキアが軍事協定を締結　米軍駐留にはつながらず

米国のアンソニー・ブリンケン国務長官は、米国とスロバキアが軍事協定を締結したと発表した。同氏によると、軍事協定は米軍がスロバキアに「実際に駐留する」ことを意味しない。

東欧の治安危機を背景に締結されたこの協定について、スロバキアでは野党が国民投票を要求しており、そしてデモ抗議も行われている。

ブリンケン氏は「この協定と大西洋横断パートナーシップを弱体化させることを目的とした多くの偽情報を目にしている」と述べた。

スロバキアのイヴァン・コルチョク外相は「ヨーロッパにおける米国のプレゼンスは、大西洋の両側にとって不可欠であり、ヨーロッパと同盟の安全と安定に貢献している」と表明した。

これより前、米国防総省は、欧州への派兵に備え、さらに数千人の兵士を厳戒態勢に置くよう命じていた。

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