海に沈んだLEGOパーツ 英国人女性が拾い続け、25年で500万個

© REUTERS / Mike SegarLEGO
LEGO - Sputnik 日本, 1920, 04.02.2022
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オランダから日本に向けて航行中に沈没した船の積荷のLEGOのパーツを25年にもわたって浜辺で拾い続けたある英国人女性が、とうとう500万個におよぶ「お宝」を集めた。LADBibleがこんな話題を紹介した。
1997年2月13日、英国コーンウォール沿岸でコンテナー船Tokio Expressが沈没する事故が起きた。当時、この船は62個の貨物コンテナ―を運んでおり、その1つにはLEGOの500万個のパーツが積載されていた。
コーンウォールで、ちょうど船の沈没現場近くに住むトレイシー・ウィリアムさん一家は、このLEGOの話を聞いてパーツ探しを開始した。トレイシーさんはパーツを追い求めるという風変りなお宝さがしに自分はすっかりはまってしまったと語る。
トレイシーさんはツィッター・アカウントを取得し、発見したレゴの写真を掲載してディスカッションを行っている。
このお宝さがしはとうとう一大プロジェクトにまで発展。LEGOに魅せられたトレイシーさんは本まで執筆し、「レディ・レゴ」と呼ばれるまで有名になった。
トレイシーさんのプロジェクトはその後、大規模な調査の一端をなすまでになり、これによってLEGOのパーツが海洋を約1300年も漂流しうることが示された。トレイシーさんは未だに浜辺でLEGOパーツを拾い続けており、興味を持つ人に一緒に探そうと呼びかけている。
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