NZ オウムがGoProを掻っ攫い、大自然を撮影

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ニュージーランドの山小屋である日の昼下がり、1羽のオウムが観光客からGoProを盗み、その逃走劇の一部始終をカメラに収めた。そこには、鳥の視点から見たニュージーランドの雄大な自然が映し出されていた。
ニュージーランドの南島、ダニーデンに住むバーフールさん一家はこのほど、同島南西部にあるフィヨルドランド国立公園に観光に訪れていた。そしてハイキングを終えたこの日、滞在していた山小屋で事件は起きた。
バルコニーに現れたニュージーランド固有種のケア(ミヤマオウム)が、一家のGoProカメラを奪い、そのまま飛び去って行ったのだ。
ケアは電源が入ったままのカメラをくちばしで咥えたまま上空を飛行し、国立公園に広がる雄大な自然を撮影。地面に降り立つと、くちばしでカメラをつついた。
ケアは好奇心が強く、現地では観光客や旅行者から財布などの貴重品を度々盗むことで知られている。幸い、バーフールさん一家はこの後、カメラを取り戻すことに成功。ケースは少し傷がついたが、GoPro自体は無傷で済んだという。
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