ソニー、半導体不足と競争で約3兆円失う

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ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」用の半導体不足を背景に、ソニーの時価総額が今年1月だけで250億ドル(約2兆8700億円)減少した。CNBCがRefinitiv社のデータを引用して報じた。
Refinitiv社のデータによると、ソニーの株価は2022年初頭から2つの理由で約13%下落した。1つ目の理由は、世界的な半導体不足がPS5の生産に打撃を与え、2021年度の販売目標台数を1480万台から1150万台に引き下げることを余儀なくされたこと。投資家の懸念となったもう一つの理由は、ゲーム機セグメントにおけるソニーとマイクロソフトの競争激化だ。マイクロソフトが同社のゲーム部門Xboxを強化するためにゲーム会社Activisionを680億ドル(約7兆7919億円)超で買収すると発表し、ソニーとマイクロソフトの競争が激化したという。
CNBCによると、その結果、1月だけで3兆円近くを失ったソニーは同月末、「Halo」や「Destiny」などのゲームシリーズを開発した米国のゲーム会社バンジーを36億ドル(約4100億円)で買収すると発表した。
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