中国　ファイザーの新型コロナ治療薬の輸入を認める

中国の国家薬品監督管理局は、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス治療薬「パクスロビド」の輸入を、いくつかの条件つきで承認した。当局が12日、声明をウェブサイトで発表した。

「パクスロビド」は2種類の錠剤で、1日に2回、5日間服用する。

2021年12月22日、米食品医薬品局は「パクスロビド」を新型コロナウイルス感染症の軽症と中等症向けの治療薬として緊急承認した。その後、カナダ、イスラエル、日本、韓国、英国など多くの国々で承認された。臨床試験の第2相試験のデータによると、この薬は新型コロナウイルスに感染後の入院または死亡リスクを89％減少させる。

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