ウクライナ、映画監督のミハルコフ氏に逮捕状　「領土保全の侵害」で

ウクライナの裁判所は、ロシアの映画監督、ニキータ・ミハルコフ氏に対し、「領土保全の侵害」の疑いで、逮捕状を出した。ウクライナのイリーナ・ベネディクトワ検事総長が明らかにした。

ベネディクトワ検事総長は、自らのフェイスブックに投稿した中で、ミハルコフ氏に呼びかけ、「ウクライナの独立した、主権を持つ、公正な裁判所は、検察に対し、あなたの身柄を拘束し、出廷することを許可した」と綴った。

検事総長によれば、ミハルコフ氏の身柄は、文明国家の国境を越える際に拘束される可能性があるという。

ウクライナのニュースサイト「ストラナー・ua」によれば、ミハルコフ氏は、戦争を支持する発言を行ったことにより、領土保全の侵害の罪に問われている。

ベネディクトワ検事総長は、ミハルコフ氏を国際指名手配する正式な手続きがすでに始まっていると明らかにしている。

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