EU首脳、防衛への投資増大で合意

欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は、フランスで開催された欧州連合（EU）の非公式首脳会議を総括し、防衛への投資を増大し、防衛分野における連携を強化することでEU首脳が合意したことを明かにした。

フォン・デア・ライエン氏は「ロシアの作戦は欧州安全保障分野に根本的な変化をもたらした。欧州を守るために我われには別の力と能力が必要になる。はるかに多くの投資が必要になる。この点において、複数の欧州の首脳はすでに防衛費の増加について発表した」と述べた。

また同氏は「EU首脳は、防衛分野における投資の面で足りないものや、これらの問題を克服する方法に関する分析を5月中旬までに準備するよう欧州委員会に指示した」と述べた。

ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。

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