シンガポールで検知管の原理に基づいた新型コロナ迅速検査キット開発　

シンガポールの南洋理工大学の研究チームが、新型コロナウイルス感染症の迅速検査キットを開発した。このキットは検知管のような形をしている。

最近の研究によると、診断の精度は、無症状者でも95％に達する。これはPCR検査と同じ精度。

テスターに​​は、新型コロナウイルスに一致する揮発性有機化合物を認識するラマン効果を用いた3つのセンサーが含まれている。

わずか10秒間の呼吸でサンプルを収集し、次にテスターを小型のポータブル分光器に設置すると、5分以内に結果がわかる。

最新の研究では、501人を対象にプロトタイプデバイスのテストが行われ、参加者は診断精度を比較するためにPCR検査も受けた。結果、偽陽性は0.1％、偽陰性は3.8％だった。これは臨床検査の精度を示している。

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