「世界最大の人権侵害国は米国」　中国が米国のビザ規制に対抗措置　中国外交部

中国は、米国が中国高官に対しビザ規制を行ったことに対抗措置を講じる。中国外交部の汪文斌報道官がブリーフィングで表明した。

同報道官は、「我々は、中国の主権を乱暴に侵害するこれらの規制に断固抗議する。（略）米国大統領が早急にこうした制裁を解除するよう要請する。そうでなければ、中国は確実に同様の措置で対抗する」とコメントした。

また、同報道官は、「世界最大の人権侵害国は米国だ」とも語った。

汪文斌報道官は、中国の人権をめぐる状況は今日、「史上最高レベル」にあると述べ、悪意を持って中国を「中傷」し、圧力をかけるのをやめるよう米国に求めた。

これに先立ち、アントニー・ブリンケン国務長官は、中国高官のビザ発行を規制すると表明した。中国高官は、「少数民族および宗教的少数派に対する抑圧」に責任を負っていると見なされている。

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