英王室、エリザベス女王の病気を隠すために特別オペレーションを考案

英王室のスタッフは、エリザベス女王の夫、故フィリップ殿下を偲ぶ追悼式の際にエリザベス女王の病気を隠すための特別オペレーションを考案した。Metroが報じている。

英王室に近い関係者たちからの情報によると、特別オペレーションの主な課題は、3月29日のフィリップ殿下の追悼式に執拗なパパラッチに写真を撮られることなく女王を送り届けること。エリザベス女王はウィンザー城からバッキンガム宮殿にヘリコプターで向い、その後、ウェストミンスター寺院へ移動する。女王のために特別の入り口が設けられ、女王は共同のホールを通らずにすむという。

また特別な入口の近くには女王を隠す高さ約2メートルの保護スクリーンが設置されるほか、「サッカースタジアムのように」トンネルが用意される可能性もあるという。ウェストミンスター寺院の敷地内に入ることができるのは、王室関係者のみとなる。

エリザベス女王は2月初旬、在位70年を迎えるにあたり声明を発表し、長男のチャールズ皇太子が国王に即位する際には、妻のカミラ夫人が王妃となることを望むと表明した。

チャールズ皇太子の息子のウィリアム王子とヘンリー王子は、1997年に死去した元妻のダイアナ妃との間に生まれた。カミラ夫人はダイアナ妃との結婚当時からチャールズ皇太子と愛人関係にあったとされている。