中国北西部でフクロウの骨格の化石を発見　600万年前に生息

中国北西部の甘粛省で、古生物学者たちが600万年以上前に生息していたフクロウの骨格の化石を発見した。英紙デイリー・メールが報じた。同紙によると、保存状態は良好。

フクロウはチベット高原のはずれに生息していた。学者らは、このフクロウがすでに絶滅したと考えられる種に属していることを明かにした。

学者らは、フクロウのすぐ近くで小型の哺乳類の骨の化石も発見した。フクロウが死ぬ直前に食べたものとみられている。

Fossil skeleton of six-million-year-old owl is unearthed in China. It dates back to the late Miocene Epoch, around six million years ago. Detailed analysis of the skeleton's fossilised eye bones by researchers at the Chinese Academy of Sciences reveals that, 😮"Incredible!" pic.twitter.com/2rEivhkog8

— Sumner (@diamondlass99) March 29, 2022

また学者らは、フクロウの目の領域の骨の構造を分析し、重要な特徴を明らかにした。このフクロウは現代のその多くの同種とは異なり、昼間に活動していたという。

デイリー・メールは、この発見により、学者たちはフクロウ目の進化に関する新たな事実を確立することができたと報じている。

関連ニュース