中国が対抗措置　米高官に対しビザ発行で制限

中国外交部の汪文斌報道官はブリーフィングで、中国は対抗措置として米国の一連の高官に対しビザ発行を制限することを決定したと発表した。

同報道官は、「中国国民の正当な権利と利益を保護するために、中国は米高官に行政上の制限を課すことを決定した。彼らは、人権問題で嘘の情報を広め、中国の利益を損なった」と語った。

その際、同報道官は、具体的にどの人物にそうした措置を講じるかについては、明らかにしなかった。

先週、米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、中国高官のビザ発行を規制すると表明した。中国高官は、「少数民族および宗教的少数派に対する抑圧」に責任を負っていると見なされている。

国務省の措置は、高官に対するビザの発行制限となるが、該当者は、特定の宗教を対象とした政策責任者と考えられている。

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